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2003-05-09 ArtNo.31134
◆ソフトウェア産業にすきま風
【バンガロール】ソフトウェア企業のキャンパスには、依然としてスイミング・プールやジム、そしてインハウス・ピザ・ハットも存在するが、米国方面の需要に応じるためソフトウェア・エンジニアがスクランブルしたかつての活気は最早存在しない。
インディアン・エクスプレスが5月6日ロイター電を引用し報じたところによると、バンガロールのソフトウェア・アーミーらは、往時はそのサービスに対し自信をもってプレミアムを要求していたが、今やゲームは、ボリューム、ディスカウント、セールス支出にシフト、ソフトウェア・サービスは石鹸やその他のコモディティーと同様のリスクを負うことになった。
中堅ソフトウェア企業MphasiS BFL LtdのJerry Rao会長は「ブレッド&バターのソフトウェア・メンテナンス・ビジネスは依然として存在するが、ソフトウェア・ビジネスのコモディティー化と言う脅威は一体どこから来たのか」と反問した。
リサーチ&デベロプメントと言ったトップ・エンドのビジネスは依然プレミアムを要求できるが、世界経済スロー・ダウンの影響は、この種の領域にも波及、競争の過熱からソフトウェア・サービスの時間当たり価格は2年前の25-30米ドルから20-25米ドルに下降した。ソフトウェア&サービス会社全国協会(National Association of Software and Service Companies)のKiran Karnik会頭は「目を見張るようなプロフィット・マージンは最早存在しない」と語る。
Infosys Technologies Ltd等の地場大手ソフトウェア企業さえ、インドに独自の拠点を設けたAccentureと言ったグローバル・プレーヤーとの競争に晒されるようになり、2年前の1000社弱から今日の3000社に膨張した地場ソフトウェア企業の間には、振るい落とし現象が生じようとしている。3000社の地場ソフトウェア企業中年商2億米ドルを超えるものは、5社を数えるに過ぎない。
先月、Infosysが12~13%の増益予想を発表した時、株式市場に深刻な動揺が生じた。これまでソフトウェア銘柄の株価収益率は、セメント等の伝統銘柄に対して歴然とした優位を維持して来た。しかしそうした神話は、Infosysの利益見通しにより敢えなく崩壊した。インド・ソフトウェア企業の利益は1990年代後半には毎年ほとんど倍増していたが、今やこれらの企業は利益を犠牲にしたボリューム・ゲームを演じており、指導的ソフトウェア企業のプロフィット・マージンも2年前の約35%から25%前後に下降していると言う。
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