SEAnews 2003-05-12 ArtNo.31147

【ニューデリー】年商14億米ドルの中国テレコム企業、ZTE Corporation(深川中興通信:注Shenzhenのzhen=『川』は当て字)は、インド国営の基本／セル式電話会社Bharat Sanchar Nigam Ltd (BSNL)から5000万米ドルの契約を獲得した。
ビジネス・スタンダードが5月8日、ＺＴＥ幹部の言として報じたところによると、同社はＢＳＮＬから同社製CDMA 1X通信機器が妥当性検査(validation)をクリアしたと通知された。それによると、Telecom Engineering Center (TEC)がＢＳＮＬの仕様に基づき検査した結果、ターミナルとネットワーク機器双方の妥当性が認証された。
ZTEは50万回線分の機器納入契約を獲得した。目下、大部分のテレコム・キャリアはCDMA 1S 95を用いており、ZTEはインドで最初にCDMA 1Xの納入契約を獲得、TECの検査もクリアした。CDMA 1Xは、音声／データの転送スピードで、1S 95に勝る。
ＺＴＥは中国最大の上場テレコム機器会社で、全世界のテレコム・キャリアにカスタマイズされたネットワーク・ソリューションを提供、この方面で他社をリードしている。