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2003-05-19 ArtNo.31194
◆Encore、スピーチ・コーダー/3G・4G無線技術開発
【ニューデリー】カルナタカ州Bangalore拠点のEncore Software Limited(ESL)は音声符号化方式(speech coder)や、3G/4Gワイヤレス・ソリューションのための基礎無線転送技術に関わる知的財産権(IPR:intellectual property rights)の開発に取り組んでいる。
インディアン・エクスプレスが5月16日、ESLのVinay Deshpande会長兼CEOの言を引用し報じたところによると、同社が開発したIPRは主に日本や欧州に輸出される。既に日本の指導的テレコム企業に無線技術のライセンスを売却した。MPEG(motion picture evolution group)4の符号化方式に関する知的財産(IP)の開発も手がけている。
2003年3月期の年商は7クロー(US$148万)を超え、300万ルピー(US$6.3万)の利益を計上した。売上げの80%以上は、独自開発したIPに由来している。携帯パーソナル・コンピューター(PC)“Simputer”の売上げが、営業額の大きな部分を占めているが、それも今会計年度までのことになる。ESLは、既にDSP(digital signal processing)/VoIP(voice-over Internet protocol)/スピーチ・コーダーに関わるIPを開発している。
Simputersはこれまでに2000セットを出荷、今会計年度の出荷量は5万~10万セットに達する見通しだ。価格は装備されている各種アプリケーションにより1万3000~2万6000ルピー(US$275-549)だが、販売量が増えれば10~15%の値下げも可能になる。目下、TVS Electronicsが同社のためにSimputerの製造を引き受けていると言う。
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