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2003-05-21 ArtNo.31201
◆BAL、川崎とバイク輸出合弁会社の設立協議
【ニューデリー】地場二輪/三輪車メーカーBajaj Auto Ltd(BAL)は川崎と、専門にモーターサイクルの輸出を手がける合弁会社を設立する可能性を協議している。
インディアン・エクスプレスが5月19日報じたところによると、BAL幹部は同紙に以上の消息を語った。それによると、川崎はBALに対する出資には関心を示さないが、ロー・エンド・モーターサイクル(250cc未満)の輸出合弁事業に関心を表明している。
既存のアレンジの下では、BALはそれ自身の製品を輸出、川崎はインドから東南アジア、ラテン・アメリカ諸国に輸出する全てのモーターサイクルを担当している。BALは現在、ブラジル、ペルー等の南アメリカ、スーダン、イラン、スリランカ、バングラデシュにその製品を輸出している。BALと川崎はビジネスを改善する方策をコンスタントに協議しており、ロー・エンド・バイクの輸出はそうした方策の一つ。
両社は最近、国際市場向けに250CC未満のバイクを開発/製造すると言う共通の願望に関して合意した。125CCの“グローバル・バイク”の発売は同方向に向けた最初の主要なステップと言える。“612”と言うコードネームを付けられた125CCのモーターバイクが目下テストされており、同モデルが今回の両社の合意に基づきインドから輸出される製品の1つになる見通しだ。また同モデルはTVS FieroやHero Honda Ambitionと、エグゼクティブ・セグメント市場のシェアを争うことになりそうだ。BALは、川崎が望むなら同モデルを川崎ブランドのモデルにすることを受け入れる用意が有る。目下のところは、BALが輸出するバイクはBALのブランド名を用いている。当該125ccモデルは7月に発売される。
昨年は前年比120%増の9万8000台を輸出、内5万台が二輪車で、二輪車の大部分はモーターサイクルだった。今年の二輪/三輪車の目標輸出台数は12万6000台に設定している。
BALはインドネシアを主要なターゲット市場と見ており、同国向けモーターサイクル完成車の輸出も開始した。
川崎のトップ・エンド・バイクは米国/英国/東南アジア諸国市場で好評を得ており、同社はBALと手を結ぶことにより、ロー・エンド・バイク市場にもプレゼンスを築くことを希望している。
一方、エコノミック・タイムズが5月17日伝えたところによれば、BALは“Kawasaki world bike”ブランドで間もなく発売するコードネーム“612”の価格を4万3000ルピー台に設定、TVSのFiero F2やHero HondaのAmbitionに支配されているエグゼクティブ・バイク市場におけるプレゼンスを拡大する計画だ。同社は同モデルの発売を梃子に、ロー・マージンのエントリー・レベル・バイクへの依存を軽減、エグゼクティブ・バイク市場に重心をシフトする計画と言う。
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