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2003-06-04 ArtNo.31298
◆インド鉄鋼市場、3年後には供給不足に直面:Crisil
【コルカタ】インドの鉄鋼市場は、中国の旺盛な需要の持続と内需の成長に伴い、2006-07年には供給不足に直面する見通しだ。
ビジネス・スタンダードが6月2日伝えたところによると、信用格付け会社Credit Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)がインド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)の依頼を受けて作成した報告書は以上のように警鐘している。
それによると、内需と輸出需要を合わせた鉄鋼総需要は2003-04年と2004-05年には8~10%の成長を見るものと予想される。これは2002-03年の5~6%の成長を上回る。
中国における鉄鋼需要の成長は目下のところ建設部門に牽引されているが、次の段階では自動車、シロモノ(大型家電)領域の需要に牽引されるものと見られ、これに伴い鋼材の品目も条鋼から鋼板に重心が移動する見通しだ。目下のところ中国の鉄鋼産業は条鋼部門に集中しているため、鋼板領域の需給ギャップの拡大が予想される。また中国の鉄鋼製造施設は小規模で、分散しており、経済規模を実現するのが難しい。鋼板製造施設の工期は2~3年を要し、中国は今建設に着手した段階のため、新設備が稼働するのは2005年以降になる。このため少なくともその間は中国は鉄鋼製品の純輸入国で有り続ける。
業界筋によると、目下のところ鋼板は中国の鉄鋼需要の30%を占めている。中国の2002-03年の鉄鋼需要は2億トンで、2003-04年には2億2000万~2億5000万トンに成長が見込まれる。
しかし報告書はその一方で輸出依存度の極端に高いインド鉄鋼産業のパフォーマンスがどこまで維持されるかに疑問を呈している。今後追加される130万トン前後の生産能力の内、90万トンは輸出に振り向けられる。国内需要の成長率は5~6%に過ぎない。国内需要の国内生産能力に対する比率は70%前後と見られる。したがって何らかの原因により、輸出が下降すれば、国内価格に圧力をかける。国際価格の軟化や米国の鉄鋼輸入政策の多少の変化も、インド鉄鋼業界の輸出市場を奪うことになると言う。
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