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2003-06-06 ArtNo.31312
◆運送業界、イラク戦争/SARS/米国不況の打撃を近く克服
【バンガロール】インド貨物輸送・ロジスティクス業界は、イラク戦争/重症急性呼吸器症候群(SARS:Severe Acute Respiratory Syndrome)/米国景気後退の懸念と、相次ぐ災禍に見舞われ、動揺しているが、業界観測筋は、7月には正常に戻ると予想している。
エコノミック・タイムズが6月3日報じたところによると、業界筋は輸出成長率も10%の目標に達するものと見ている。
UT Worldwide IndiaのSesh Kulkarni取締役によると、例年5月には市況が低迷するが、複数の外的要因が状況を一層悪化させた。Walmartのような大手ストアは、9/11事件以来、在庫の削減、リード・タイムの短縮に努め、確実に売れる目処がついた商品に限って購買注文を行っている。また極東市場では、香港は何とか復調しつつあるが、中国における通常のビジネス・サイクルが回復するには、なお6ヶ月を要するものと見られる。
インドは、中国のSARS禍で一時的にある種の利益を享受しているものの、こうした利益を完全にものにすることはできない。何故ならある種の原材料供給はそれ自体中国に依存しているためである。
British Airways World CargoのKamal Kikani商務課長(インド担当)によると、欧州向け貨物はなお増勢を維持しているが、米国向けは下降線を辿っている。しかし7月までには対米輸送需要は復調する見通しだ。大部分の航空会社は利益を確保するため、貨物のミックスに苦慮している。燃料価格は軟化、保険料は安定を保っている。極東向け臨時チャーター便の運航も市況に影響を及ぼしている。こうした中では値下げにより、ビジネスの確保を図るものが出るのは、避けられない。
とは言え、British Airwaysは今年第3四半期にインドにおける輸送能力を増強することを検討している。これはビジネスの増加が予想されるため。現在同社は月間1800~2000トンのキャパシティーをインドに振り向けている。これにはDelhi/Mumbai間に毎週投入される臨時便が含まれると言う。
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