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2003-06-16 ArtNo.31366
◆Aurobindo Pharma、3新工場稼働でUS$1386万増益期待
【ニューデリー】アンドラプラデシュ州Hyderabad拠点の原末(bulk drug)会社Aurobindo Pharma Ltd(APL)は、中国における2工場とインド国内の1工場が最近稼働したことから2004年3月期年度に、純益が約65クロー(US$1386万)拡大するものと見ている。
インディアン・エクスプレスが6月12日報じたところによると、APLのLanka Srinivas取締役はこのほど同紙に以上の見通しを語った。それによると、Penicillin-Gから6APAを製造するため3000万米ドルを投じて中国に設けた完全出資子会社は、今年2月に操業を開始した。製品の約50%はAPL自身が使用、30%はもう1社の中国子会社に供給、残りはオープン市場に出荷している。
アナリストによると、過去2年間Penicillin-Gが毎年12-13%値上がりしたことからAPLのボトムラインは打撃を受けたが、新工場の稼働によりAPLはPenicillin-Gの価格変動に対する抵抗力を高めたものと見られる。
中国山西省大同に設けられたもう1社の子会社は8ヶ月前にセファロスポリン(cephalosporin)のバルク製造を開始した。アナリストらは同子会社の今会計年度売上げは、昨年の2800万米ドルから4500万米ドルに拡大、200万~300万米ドルの利益を計上するものと見ている。
APLは米国や欧州等の規制の厳しい市場に進出する計画も進めている。Srinivas氏によると、米国と欧州は第1のターゲットだが、オーストラリアとニュージーランド市場の開拓も検討している。これらの市場に投入する薬品の具体的内容をまだ公表することはできないが、心血管/中枢神経関連薬、抗生物質、呼吸器疾患治療薬が含まれると言う。
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