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2003-06-25 ArtNo.31432
◆インド企業、中国ビジネスの重心を貿易から製造にシフト
【ニューデリー】インド企業の中国市場進出が拡大する中で、ビジネスの重心も貿易から製造にシフトしつつある。
インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月22日伝えたところによると、インド産業連盟(CII:Confederation of Indian Industry)の最新の調査レポートは以上の消息を伝えている。調査対象とされた領域には、ステンレス・スチール、情報技術(IT)、銀行、製薬、消費財部門が含まれる。
過去1年間に中国に対する関心は顕著な高まりを見せた。取り分け製薬、IT部門では過去5年間を通じて積極的な活動が続けられている。また調査結果は、観光、ホテル、ヘルスケア、技術教育等のサービス部門の潜在性を窺わせている。
今回の調査で注目された点は、活動の重心が貿易から製造にシフトしたこと。特に両国企業間の合弁事業が増え、大きな成果を上げている。両国の企業が共同で第三国市場の開拓に乗り出すケースも眼にされる。インド企業は、低コストな資本、良好なインフラ、フレンドリーなビジネス環境を利用して中国に製造拠点を設けるとともに、中国をベースにASEAN市場を開拓することにも関心を見せている。
中国進出の主要な魅力は、大きな市場と、成熟したサプライ/デマンド・チェーン。中国は外国直接投資(FDI)を歓迎しており、中国進出を希望する外資に対して過度に煩瑣な書類手続きを要求していない。また外資誘致の面で、地方や下部に大きな裁量権が認められている。インフラストラクチャーや通信施設は、先進国並に整備されており、中国におけるビジネス・ライセンスは申請後、6ヶ月から1年で認可されている。
問題点としては、言語問題、ある種の規則の不透明さ、レッド・テープ、最適な技術を備えた人材の不足、知的所有権保護の不完全さ等が指摘されている。労働者の技術水準はインドを下回り、法制は外国人が理解し、使いこなすには複雑過ぎる嫌いがあると言う。
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