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2003-07-14 ArtNo.31546
◆焦点:Murli Manohar Joshi氏の蔵相就任の夢実現か
【ニューデリー】Atal Bihari Vajpayee首相は2004年に予定される国会下院総選挙前の最後の改造になるものと予想される内閣新人事の詰めを進めている。
インディアン・エクスプレスが7月11日報じたところによると、新人事の草案は既に完成しているものの、改造の正確な日時はまだ決まっていないようだ。しかしモンスーン国会の開会(7月21日)前及び与党インド人民党(BJP:Bharatiya Janata Party)の3日間にわたる全国評議会の開幕(7月17日)前に新人事が発表されるものと広く信じられている。
サング・パリワール(Sangh Parivar:Rashtriya Swayamsevak Sangh=民族奉仕団の中核グループ)筋によると、新人事の鍵は、パリワールをなだめるとともに、全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)の友党をも満足させるバランスを如何に実現するかにかかっている。もし調整作業が順調に進めば、7月15日に予定される首相のオリッサ州Bhubaneswar及び西ベンガル州Calcutta訪問前に発表される可能性が有る。
焦点はMurli Manohar Joshi人的資源開発相の新ポスト。Joshi氏は新蔵相候補のフロント・ラナーと目され、それは同氏の悲願でも有るが、実現の可否は、LK Advani副首相が同人事を認めるか否かにかかっている。サング・パリワールのロビー活動に関わらず、これまでJoshi氏の蔵相就任が実現しなかった主要な理由は、同氏の強いスワデシュ(Swadeshi:経済民族主義)イメージにあった。しかしここに来て同氏の望みが実現する機会が高まったと見られるのは、アヨーディア問題(ウッタルプラデシュ州Ayodhyaにおけるヒンドゥー教寺院の再建問題)でサング・パリワールの要求を実現することができない首相が、蔵相人事でその償いをする可能性があるため。
もしこうした予想が的中するとすれば、Jaswant Singh現蔵相は古巣の外相に戻り、Yashwant Sinha現外相は人的資源開発相に横滑りするものと見られる。
くだんのサング・パリワール筋は、「Joshi氏は蔵相として、主要閣僚委員会の重要ポストを掌握、民営化問題等の主要経済案件に、その影響力を行使、スワデシュ・アジェンダを実現することができる。もし総選挙が2月に行われるならJoshi氏は選挙前に新年度予算を提出する必要もない」と語ったが、このことはJoshi氏の蔵相就任の夢が再度遠のく理由にもなりそうだ。
この他、バジパイ首相は、Trinamool Congrees党首Mamata Banerjee女史の再入閣を実現する最後の試みをしているもの見られる。もし女史が内閣復帰を同意するなら民間航空相のポストがオファーされるものと予想される。目下同ポストは国務相が代行、空席のままになっている。
またAnanth Kumar都市開発相には、閣僚ポストを退きカルナタカ州のBJPユニットのトップに就任することが求められており、Kumar氏が同説得に応じるなら、インド南部地区選出のBJP国務相B Dattatreya、P Radhakrishna、O Rajagopalの3氏の何れかが、正閣僚に昇格する見通しだ。
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