NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2003-07-21 ArtNo.31603
◆小規模製薬会社、設備改善デッドライン達成不能?
【メサナ】グジャラート州内の300社を超える小規模製薬会社は、ポストWTO(世界貿易機関)シナリオに向けた設備の改善にほとんど着手しておらず、薬品化粧品法(Drugs and Cosmetics Act)下のMガイドラインに規定された今年12月末のデッドラインをクリアするのはほとんど不可能と見られる。
ビジネス・スタンダードが7月16日報じたところによると、スケジュールMガイドラインの下、製薬会社は今年12月末までに空調設備、用水・排水管理設備、その他のシステムを装備する工事を完了せねばならない。インド薬品製造業者協会(IDMA:Indian Drug Manufacturers Association)筋によると、グジャラート州内の小規模製薬会社全てが、期限内にアップグレードを完了するのは不可能で、実際のところ大部分の企業がまだアップグレード計画に全く着手していない。アップグレードには各200万~300万ルピー(US$4.3万-8.69万)を支出する必要がある。グジャラート州政府は、この種のアップグレードに対する最大1000万ルピー(21.7万)までのローンに5%ポイントの金利引き下げ補助をオファーしている。しかし、先ず地元銀行(scheduled bank)もしくは協同組合銀行とローン契約を結んだ後、金利の引き下げを申請せねばならず、時間のかかる煩雑な手続きを必要とする。グジャラート州にはまだ同スキーム下にローン契約を結んだ小規模製薬会社は1社も存在しない。
約6ヶ月前に創設された小規模製薬会社の組織“Quality Circle”のコーディネーター、Neeraj Kumar Singh氏は「期限内に何社がアップグレードを完了できるかは、今のところ見当がつかない」と語った。こうした中でIDMAグジャラート州支部は政府に、デッドラインを少なくとも3年間繰り延べるよう陳情した。
グジャラート州Mehsana県を拠点にする小規模製薬会社Wallable PharmaceuticalsのKantibhai Patel氏は、「一体何のために500万ルピーも投じてアップグレードするのか、理解できない。我々の顧客はそんなことを要求していない。その種の投資からは何の利益も生じないため、金融機関からローンを取り入れる見通しも立たない」と語った。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.