NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2003-08-08 ArtNo.31719
◆ITI、CDMA通信機器の製造で中国企業と技術提携
【バンガロール】地場公共部門通信機器サプライヤー、ITI(Indian Telephone Industries)Ltdは、年商20億米ドルの中国電気通信企業ZTE Corporation(深川中興通信:『川』は当て字,『土偏』を付ける)と“CDMA (code division multiple access) 2000 1X”製品の製造に関わる技術移転契約覚書を交換した。
インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが8月6日、ITIのYK Pandey会長兼MDの言を引用し報じたところによると、契約は3段階に分けて実行され、第1段階では組み立て作業が、第2段階ではプリント基板(PCB)の製造が、第3段階では本格的な製造が、手がけられる。最終的にITIは、CDMA機器市場(現在20万-25万回線)の30%近いシェア獲得を目指す。ITIはZTEに1回線に付き5%のロイヤルティーを支払う他、第3段階が完了する来年以降に、技術移転料として別途100万米ドルを支払う。
CDMA 2000 1Xはマルチメディア・メッセージングやEメール機能を備え、サービス・コントロール・ポイント・モジュール・インテグレーション技術により、インテリジェント・サービスを提供できる。各回線のスイッチは同時にセル式電話顧客1万~4万人にサーブできる。
ITIはカルナタカ州Bangaloreの工場で来年から製造を開始する。工場は年間100万ラインの製造能力を備える。ITIは2.5クローを投じて検査機器を導入するが、それ以外にはさしたる投資を必要としない。製品は法人化された政府系全国電話会社Bharat Sanchar Nigam Limited(BSNL)、デリー/ムンバイの基本電話サービスを中核とする政府系Mahanagar Telephone Nigam Ltd(MTNL)、民間のセル式電話会社に競争入札を通じて納入される。ITIは、1500クロー(US$3.258億)の手持ち契約以外に1000クロー(US$2.1722億)の契約を獲得できるものと見ており、BSNLとMTNLからだけでも新たに40万回線、額にして300クロー(US$6517万)の契約獲得を見込んでいる。
ITIはこれ以前からZTEと提携しており、既にBSNLに15万回線、総額80クロー(US$1738万)の製品を納入した実績を有する。したがって今回の契約は既存のZTEとの長期提携関係を追認したものと言える。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.