SEAnews 2003-09-01 ArtNo.31865

【ニューデリー】中国寧波を拠点にする同国最大の携帯電話端末製造会社Bird(波導)は7月28日、GSMセル式携帯電話端末4モデルを紹介、インド市場に進出を果たした。
ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが8月29日報じたところによると、これら4モデルの価格は5500～1万4000ルピーだが、10月には4000ルピー未満の製品も発売、2004年までに年間30万ユニットの販売を目指す。Bird International LtdのJean-Alexis Chatelain取締役、及び副マーケッティング・ディレクターのAlbert Sun氏によると、この他、今年末には音声／データ／ビデオの交信が可能なＰＤＡフォーン・モデル(1万5000-2万ﾙﾋﾟｰ)を、また来年1月にはCDMA(code division multiple access)モデルを、それぞれ発売する。同社はCD Serviceをカルナタカ州とケララ州の、Agrani Convergence Ltdをその他の地域のディストリビューターに指名した。Birdは将来インドにソフトウェア開発センターを設けることも計画している。Birdの中国本社は2004年には携帯端末100万ユニットの輸出を計画、内30～40％をインドに輸出する計画だ。同社は現在香港、シンガポール、タイ、インドネシア、その他の東南アジア市場にその製品を輸出していると言う。