SEAnews 2003-09-05 ArtNo.31898

【ニューデリー】地元の二輪・三輪車メーカー、Bajat Auto Ltd(BAL)は、傘下投資ポートフォリオの3分の1を投資持ち株会社として分離する可能性を検討している。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月3日報じたところによると、ＢＡＬのRahul Bajaj会長はこの日催された産業セミナーの会場でマスコミに以上の消息を語った。それによるとＢＡＬの3000クロー(US$6.542億)の現金余剰の内約1000クローを分離し、投資会社を設立する。主要な目的は株価収益率(PER)を改善することにある。ＢＡＬは製造会社としてのアイデンティティーを維持する。これに対して新設される投資会社は持株会社としての役割を担う。
同構想はまだＢＡＬの取締役会で討議されていないが、分離ブロセスは4ヶ月から2年を要する見通しだ。両社は共通の株主を有し、株主構成はＢＡＬの既存パターンが維持される。現在、BajajグループはＢＡＬの51％のシェアを握っている。