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2003-09-10 ArtNo.31921
◆屑鉄値下がりでAlang船舶解体ヤード3日間休業
【ムンバイ】再生可能な屑鉄(re-rollable steel scrap)価格が急降下する中、グジャラート州Alangに設けられたインド最大の船舶解体ヤードが5日から3日間臨時休業した。
エコノミック・タイムズが9月6日伝えたところによると、1軽荷排水トン(LDT:light displacement tonnage)当たりの国際船舶解体価格(international ship demolition prices)がピーク時の270米ドルから220~230米ドルに下降する中で、グジャラート船舶解体業者協会(GSBA:Gujarat Ship Breakers' Association)傘下の解体業者は、暫時操業を停止する方針を決めた。Alangヤードの3万人以上の日雇い労働者が、最大の犠牲者と見られる。
GSBA幹部によると、操業停止の目的はスクラップの在庫を削減することに有る。操業再開後も2週間にわたり週4日操業を続ける。また終業時間も既に午後7時から午後5時に繰り上げている。トン当たりスクラップ価格は先月第4週の1万4000ルピーから9月1日の1万2800ルピーに値下がり、その後さらに1万1000ルピーに下降した。Alangヤードは再生可能なスクラップを1日当たり約1万トン生産している。3日間の操業停止で在庫は下降、価格にも積極的影響が既に生じている。トン当たりスクラップ価格は4日の1万900ルピーから5日の1万1200ルピーに回復したと言う。
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