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2003-09-26 ArtNo.32029
◆Bharat Earth/Nalco、共同でアルミ製鉄道客車試作計画
【バンガロール】公共部門企業2社、Bharat Earth Movers Ltd (BEML)とNational Aluminium Company (Nalco)は、共同でIndian Railways向けアルミ製客車のプロットタイプを開発する方針を決めた。
ビジネス・スタンダードが9月24日伝えたところによると、両社は今年末までにプロットタイプの設計・開発に関する覚え書きを取り交わす見通しだ。鉄道省は技術・経済性調査後、アルミ製客車製造に関するインド・アルミニウム協会(AAI:Aluminium Association of India)の提案を了承した。
大マイソール工業会議所(Greater Mysore Chamber of Industries)主催の『エンジニアの日』記念式の会場で、BEMLのV R S Natarajan会長兼MDが語ったところによると、目下、鉄道局(Railway Board)の最終認可を待っている。BEMLは、インディアン・レールウェイに対する貨車と客車の主要な納入業者で、2週間以内に鉄道省幹部と同プロジェクトの方式、コスト構造、潜在性等に関して話し合う。アルミニウムはスチールに比べ軽量のため、燃料や電力の消費を節約できる。プロジェクト・コストはまだ明らかでない。アルミ業界の専門家は、10億米ドル程度の投資が必要と見ているが、長期的に運転コストやメンテナンス・コストを節約できるものと見られる。
NalcoのC Venkataramana会長兼MDによると、アルミ製客車の当初の製造コストはスチール製の3倍近くにのぼるが、長期的にはコスト効率が良く、性能も勝ると見られる。ちなみにインド自動車産業の自動車1台当たりのアルミニウム消費量は20~25キロと、米国/日本/韓国/欧州の150キロを下回る。またインドの国民1人当たりのアルミニウム消費は500グラムと、中国の2.9キロ、米国/英国/日本/韓国の4~5キロを大きく下回っている。インドの総アルミ精錬能力も90万トンと、中国の450万トン、ロシアの500万トンを下回っていると言う。
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