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2003-10-01 ArtNo.32058
◆カーギル/兼松、ミネラル社権益買収協議
【バンガロール】米国拠点のCargill Exportsと兼松は、カルナタカ州Bangalore拠点の鉄鉱石輸出会社Mineral Enterprises Ltd(MEL)権益の買収交渉を進めている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月28日伝えたところによると、MELのBasant Poddar重役は9月27日記者会見し、以上の消息を明らかにするとともに、MELは出資協力者に24%のシェアを分与する用意が有ると語った。それによると、カーギルと兼松は、地元鉱業会社と手を結ぶことにより鉄鉱石の供給確保を目指している。
年商60クロー(US$1308万)のMELは、カルナタカ州のTumkur/Chitradurgaベルト地区において最大5000万トンの鉄鉱石を採掘するライセンスを取得しており、鉄鉱石年産能力は約200万トン、目下年間40万トンをVisvesvaraya Iron & Steel CompanyやKudremukh Iron Ore Company Ltd (KIOCL)、その他様々な国内海綿鉄業者に供給、年間80万トンを輸出している。海外顧客には、英国拠点のDerby、米国企業Overseas Metal Corporation、日本の住友金属工業、中山製鋼所、兼松が名を連ねている。
この他、最近中国向け輸出契約も獲得、New Mangalore港を通じ中国に鉄鉱石を輸出するカルナタカ州初の民間企業になる。中国向けの最初のFOB出荷価格はトン当たり17.5米ドル、2回目以降の出荷価格は同22.5米ドル。2008年の北京五輪に向け建設活動に余念のない中国は鉄鉱石の最大バイヤーとして浮上している。
Poddar氏によると、中央政府とカルナタカ州政府が、Sakleshpur鉄道引き込み線の広軌への転換やマンガロール港深水バースの開発等、インフラの改善を図るなら、カルナタカ州の鉱山業は目覚ましい成長を遂げる見通しだ。何故ならカルナタカ州の鉱物資源はチェンナイ港やゴア港に依存する必要がなくなり、国内市場はもとより、国際市場においても競争力を大幅に強化できるためと言う。
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