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2003-10-15 ArtNo.32137
◆鉄鋼3社、US$6.5億海外借款準備
【ムンバイ】今年初に債務再編を行った地元鉄鋼会社3社-Jindal Vijaynagar Steel Ltd(JVSL)/Ispat Industries Ltd(IIL)/Essar Steel Ltd(ESL)-は、海外借款の導入を通じ、金利コストの一層の引き下げを図る計画だ。
ビジネス・スタンダードが10月13日報じたところによると、JVSLとIILは各2億2500万米ドル、ESLは2億米ドル以上の外貨借款を取り入れる計画で、3社の合計額は6億5000万米ドルを超える可能性が有る。
地元金融機関が保証を提供する見通しで、同取引に関わる投資銀行筋によると、地元銀行の保証下に、これら3社はロンドン銀行間出し手金利(Libor)上乗せ150-200ベイシス・ポイント前後で借り入れを行うことができる。6ヶ月ものLiborは1.18%であることから、銀行保証コミッションも含めた借り入れコストは5.5-6%前後になるものと見られる。現在のルピー建て借り入れの金利が14%であることから、金利負担を8%ポイント引き下げられる。これら3社は何れも多額の輸出収入を有するため、外貨建て借款の為替リスクをヘッジする必要もない。
ちなみにこれら3社はこれ以前に、凡そ2万クロー(US$43.61億)の負債の40%ほどを金利8%の外貨建てローンに、55%を金利14%のルピー建てローンに、残りの5%を資本に再編している。
インド政府は、地元企業が海外で借款を取り入れることを奨励しておらず、ケース・バイ・ケースで認可しているが、消息筋は、「政府は目下鉄鋼産業を特別視しており、3社の申請は承認されるだろう」と予想した。ICICI BankとState Bankが保証を引き受けるものと見られる。ICICI Bankは、これら3社が同行に対して返済義務を有する額に関して、外貨建て借款の条件やその他の条件も配慮した上で、100%もしくは制限付きの、あるいは一定期間後に失効する保証を提供するものと予想されると言う。
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