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2003-10-29 ArtNo.32208
◆鉄鋼会社、再度値上げ見送り?
【コルカタ】鋼板のトン当たり国際価格が過去数週間に20米ドルほど軟化したことから、インド国内鉄鋼メーカーは、再度、国内価格の引き上げ見送りを強いられそうだ。
エコノミック・タイムズが10月28日報じたところによれば、長期ベースの契約に依存する一部の一次鉄鋼メーカーは、次期契約に際して執拗なバーゲン交渉に直面するものと見られる。四半期もしくは半期ベースの契約者は、第3四半期及び下半期のスタートに向け新規契約を結ぶ必要がある。
Steel Authority of India Limited (SAIL), Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)/Essar Steel Ltd(ESL)/Ispat Industries Ltd(IIL)/Jindal Vijaynagar Steel Ltd(JVSL)/Jindal Iron & Steel Company (JISCO)等の一次鉄鋼メーカーは、頻繁な値上げに対する顧客の厳しい反発の前に先月、国内価格の引き上げを見送った経緯がある。
中国方面の需要が堅調なことからアジアの鉄鋼価格は安定しているが、欧州連合(EU)や米国等、西側市場で鉄鋼価格の軟化が生じている。取り分け亜鉛メッキ平板/波板(GP/GC sheet)のトン当たり価格は過去2週間ほどの間に約20米ドル下降した。
国際価格軟化の影響は既に国内市場に生じており、一次鉄鋼メーカーはスポット市場においてGP/GC鋼板や冷間圧延(CR)製品、さらには熱間圧延コイル(HRC)のトン当たり1000ルピー前後の値引きを強いられている。ビレット等の条鋼価格は2003年9月にはトン当たり1万8000~1万9000ルピーのピークに達したが、今ではトン当たり2000~3000ルピーの値引きがオファーされている。
SAIL/Tisco/IIL等の総合鉄鋼メーカーは、それ自身で生産したHR製品を、より付加価値の高い二次製品に加工しているため影響は比較的小さいが、CR製品やGP/GC製品専業メーカーは、国際価格軟化の深刻な打撃を被っている。
こうした中で鉄鋼メーカーは、今やベーシックなHRC製品のトン当たり価格を1万7500~1万8500ルピーのレベルに維持すべく努めており、国内における値上げは今四半期末まで自重する構えだ。10-11月のフェスティバル・シーズンの需要は例年軟化するが、12月末もしくは2004年1月初までには、再び強化し、今年央に逸した機会を埋め合わせるものと期待されている。実際、日本、台湾、韓国の鉄鋼メーカーは12月-1月渡しの中国向け鉄鋼製品価格のトン当たり20~25米ドルの引き上げを目指し、交渉していると言う。
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