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2003-11-03 ArtNo.32236
◆Gail、三菱商事と炭化水素/ポリマー貿易で提携協議
【ニューデリー】炭化水素及びポリマー取引に進出する方針を決めたGas Authority of India Ltd(GAIL)は、目下三菱商事と天然ガス/液化天然ガス(LNG)/液化石油ガス(LPG)/ポリマー取引に関わる大詰めの提携交渉を進めている。
インディアン・エクスプレスが10月31日報じたところによると、GAILのProshanto Banerjee会長兼MDはこのほど同紙に以上の消息を語った。それによるとGAILはまだ炭化水素取引に対する如何なるエクスポージャーも保持しないが、三菱商事はヘッジングとペーパー・トレーディング面の経験を有する。両社は天然ガス/LNG/LPG/ナフサ/ポリマーの共同トレーディング・デスクを設ける可能性を検討している。GAIL取締役会は10月30日の会議で三菱商事との提携原則書への調印を承認した。三菱商事は同提携原則書草案を認可、同社が完全出資するMitsubishi Corporation of IndiaにGAILとの交渉の全権を委ねた。
両社の提携には、“両社間における炭化水素の相互供給”、“互恵ベースでの出荷・輸送アレンジ”、“共同取引デスクの設置”、“LNG貨物のスワップ・アレンジ”、“両社人員の交換訓練”が含まれる。
インドが炭化水素部門を開放するのに伴い、他の成熟した市場におけるのと同様、インドの炭化水素取引は目覚ましい成長を遂げるものと見られる。
新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licencing Policy)及び炭層メタン(CBM)政策の下に、より多くの鉱区の探査/開発ライセンスが発行され、新たなガス資源が発見されるのに伴い、インド国内におけるガスの供給は著しく拡大する。国内ガス市場のソースが多様化し、国内市場におけるガス取引も活発化する。域内の需給バランスを維持すること以外に、LNGカーゴとのスワップ・アレンジを通じたガス輸出の機会も生じるものと見られる。この種の取引は、契約上の義務を履行し、財務面のリスクを軽減する上からも不可欠になる。
GAILは事業の多角化や製品ポートフォリオの拡大を通じ、短期的に製品ミックスを一層充実させる。製品競争の過熱、一次的余剰の管理、財務リスクの管理、その他の商業的、あるいは契約上のニーズと言ったシナリオを把握し、それ自身のポジションを最善に保つことは賢明な策と言う。
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