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2003-11-07 ArtNo.32271
◆Hero Honda、第3工場計画を棚上げ
【ムンバイ】過去数ヶ月モーターサイクルの需要が拡大しているにも関わらず、Hero Honda Motors Ltd(HHML)は、第3工場の建設計画を2005年まで棚上げする方針を決めた。
ビジネス・スタンダードが10月5日伝えたところによると、首都近郊のハリヤナ州Gurgaon及び同州Dharuheraにそれぞれ工場を有するHHMLは、今年4月、第3工場を設ける計画を発表した。しかしHHMLのAtul Sobti上級副社長はこのほど「HHMLとホンダが取り交わした競争回避協定は2004年4月に期限が切れ、その後は自由にスクーター市場に進出できる。HHMLはスクーター・プロジェクトが離陸した後、第3工場の建設を検討する。それまでは既存施設をフル稼働させることにより需要に応じる」と語った。
同氏によるとHHMLは2005年初までにスクーターの製造に着手、当初は自動変速スクーターを製造する計画だ。スクーターは二輪車市場全体の24%を占めるに過ぎないが、そのボリュームは依然大きく、HHMLは勿論同市場に参入する。
傘下の既存2工場は今年初に15%ほどキャパシティーを拡張、現在の合計年間製造能力は約220万台、ほぼ月間20万台の製造能力を有する。
今年初にホンダとの提携協定を10年延長したHHMLは、ホンダとともに向こう7年間の製品計画を立案しており、近く市場に投入する一連の製品のパイプを既に敷いている。当面100クロー(US$2206万)を投じ、2004年11-12月の間に新モデルを市場に投入する計画だ。
一方、既にインド・スクーター市場における強固な地歩を固めたHonda Motorcycle & Scooter India Pvt Ltd(HMSI)は、2004年6月にモーターサイクル市場に参入するものと見られる。
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