SEAnews 2003-11-12 ArtNo.32310

【コルカタ】山水は、近く西ベンガル州Kolkataとマハラシュトラ州Mumbaiに製造施設を設け、インド冷蔵庫市場に進出する。
ビジネス･スタンダードが11月10日伝えたところによると、山水製品を担当するVideoconのAnil Khera取締役は同紙に以上の消息を語った。それによるとVideoconは山水ブランドの170リッターと230リッターの直冷式モデル及び300リッターの霜取り不要モデルを先ず紹介する。
新たに設ける2製造施設のコストは既存工場に併設されるため、それほど多額にはのぼらない。コンプレッサーやその他のコンポーネントは山水が海外に設けた他の工場から調達する。当初は年間25万台を製造、需要動向を見てその後さらに生産規模を拡大する。
目下、山水は、テレビジョン･コンポーネントと同半完成品をインドで調達、国際業務のニーズに応じている。Sansui Indiaはインドをアラブ首長国連邦や南アフリカ等、他の小規模市場向けソーシング・ハブとして利用する計画だ｡
Videoconは昨年カラー・テレビジョン(CTV)150万台を販売したが、2004年には200万台の販売を目指している。山水とアカイ・ブランドのＣＴＶは合わせてインドＣＴＶ市場の11％のシェアを占めており、Videoconブランドは同12％のシェアを握っていると言う。