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2003-11-17 ArtNo.32331
◆Indian Rare Earths/Indian Rayon、白色顔料を合弁製造?
【コルカタ】原子力局(DAE:department of atomic energy)傘下のIndian Rare Earths Ltd(IREL)は、Indian Rayon and Industries Ltd(IRIL)と手を結び塗料原料として用いられる、白色顔料を製造する可能性を検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月14日報じたところによると、IRELのT.K. Mukherjee会長兼MDは同紙に以上の消息を語った。それによるとIRILとの初歩的話し合いは進捗を見ており、見通しは明るいと言う。
IRELは、チタン鉄鉱(ilmenite)/金紅石(rutile)/ジルコン(zircon)/モナザイト(monazite)/珪線石(sillimanite)/石榴石(garnet)等、豊富なビーチ・サンド・ミネラルのリザーブを有する。これらの内、チタン鉄鉱/金紅石/ジルコン/モナザイトは原子鉱物として知られる。
IRELは年間43万5000トンのチタン鉄鉱を採掘している。インドには3億4800万トンのチタン鉄鉱の鉱床が確認されているが、採掘されているのは50%に過ぎない。チタン鉄鉱そのものは低コスト原料だが、白色顔料等の高付加価値製品に加工できる。インド政府はIRELが民間企業と提携し、そうしたハイエンドな末端製品を製造することを認めている。
タタ・グループ、コルカタ拠点のSaraf一族、ケララ州拠点の民間企業等、少なからぬ潜在パートナーと一連の商談を進めて来たIRELは、これまでに多くの提案を受け、複数の覚え書きも交換したが、様々な理由で商談はそれ以上の進捗を見ていない。しかしIRILとの商談は具体的成果をもたらすものと期待されている。
IRELはタミールナド州/ケララ州/オリッサ州に、それぞれ営業拠点を設けている。オリッサ州には1985年に135クロー(US$2978万)を投じ、年産10万トンの合成金紅石及び酸の製造施設を設けたが、同施設は1997年以来遊休している。IRELは同施設を処分する可能性を検討している。もし同ユニットを購入するものが有るとすれば、バイヤーはやはりチタン鉄鉱を製造するものと見られる。白色顔料はインド国内では供給不足になっている。
IRELは、インドの核開発に関わる戦略鉱物の生産に携わっているため、政府がその持ち分を売却する可能性はない。IRELは2002-3年に235クロー(US$5184万)の売り上げを達成したと言う。
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