SEAnews 2003-11-21 ArtNo.32361

【ニューデリー】スウェーデンの家電／動力屋外作業具メーカー、AB Electroluxは、インドを屋外作業具部門の部品調達ハブとし、チェーンソー、ローン・ムーバー、ライダー、ローン・トラクター等、園芸／林業機器のコンポーネントを購買する計画だ｡
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月19日報じたところによると、エレクトロラックスは、インド自動車部品製造業者協会(ACMAI:Auto Components Manufacturers Association of India)の協力を得て11月20日、全国納入業者の選考及び調達会議を開催した。同会議にはエレクトロラックスのスウェーデン／北米／アジア太平洋地域の代表合計20人と地元納入業者40人以上が出席したもようだ。
エレクトロラックスは現在年間90億米ドル相当の部品を調達しており、アジア太平洋地域からの調達が全体の30％を占めている。今年7月には、ハリヤナ州Gurgaonに国際調達オフィスを設置、世界各地の同社製造拠点向け原材料／コンポーネント／完成品の購買を開始した。新調達オフィスは、これまでに地元のピストン製造会社Abilities (India) Pistons & Rings Ltdに100万米ドル以上の発注を行った｡向こう数ヶ月間には、さらに鍛造品、軸受け、鉄・非鉄鋳造品、鋼板部品、電気自動部品等を調達する予定と言う。