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2003-12-12 ArtNo.32500
◆Indal、Eloorアルミ精錬所の恒久的閉鎖準備
【コーチ】Aditya Birla傘下のIndian Aluminium Company Ltd (Indal)は、Power Trading Corporation (PTC)から電力を購入することができないことから、ケララ州Eloorに設けた製錬施設を恒久的に閉鎖することを検討している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月10日、Indal筋の言を引用し報じたところによると、ケララ州電力局(KSEB:Kerala State Electricity Board)は、同社がPTCから電力を購入するのをのを望まず、背後で様子を窺っている。PTCは1ユニット2.50ルピーで電力を供給することを認めたが、KSEBは、ケララ州外からの電力の取り入れに際して1ユニット1.60ルピーの送電料の支払いを求めた。KSEBのこうした要求はフェアでなく、同社としては1ユニット当たり1.60ルピーを追加支出することはできない。またプラントを遊休させたままこうした交渉を続けることも最早限界に達している。州政府は如何なる関心も示しておらず、このままでは独立以前の1943年から操業を続けてきたプラントを閉鎖するほかない。そうなれば800人の正社員を含む1300人余りが職を失い、州政府は80クロー(US$1765万)の電力収入と25-30クロー(US$551万-662万)の税収をフイにすることになる。
Indalは2001年8月までは月間4.5クロー(US$99万)の電力料をKSEBに支払っていたが、その後2度にわたる値上げで、月間電力料は6.75クロー(US$149万)にアップ、プラントの採算が見込めなくなった。このためプラントは今年8月1日以来操業を停止していると言う。
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