SEAnews 2003-12-19 ArtNo.32543

【ニューデリー】リコーは17日、グループ企業Gestetner India Ltd(GIL)の新たに24％の権益取得を目指し、公開買い付けを提案した。同オファーが全て受け入れられれば、リコーの持ち分は現在の51％から75％に拡大する。
エコノミック・タイムズ、インディアン･エクスプレス、ビジネス･スタンダード、ヒンドゥー･ビジネス･ラインが12月16／17日伝えたところによると、DSP Merrill Lynch Ltdがリコーに代わりボンベイ証券取引所(BSE)に以上の通知を行った。それによると、リコーはＧＩＬの額面10ルピーの株式85万9592株(総発行株式の24%)を1株32ルピーで買い付ける｡リコーが100％出資する英国企業NRG Plcは現在ＧＩＬの182万6632株(総発行株式の51%)を保持している。しかし同社は今回の公開買い付けには関与していない。買い付け期間は2004年1月29日－2004年2月27日。
1924年に創設されたＧＩＬは、プリンター、コピア、スキャナー、ファクシミリ、コピア・プリンター複合機、電動・手動謄写版、アクセサリー、消耗品(ｲﾝｸ/ﾏｽﾀｰ/紙)等の製造・流通を手掛け、技術支援、アフターサービス、保守サービスも提供している。