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2003-12-22 ArtNo.32569
◆新ガイドラインの下、多国籍企業の地元製薬会社買収に拍車
【ムンバイ】中央銀行が株式のスワップを通じた企業買収の手続きを簡素化したことから、多国籍企業によるインド製薬会社の買収活動が活発化する見通しだ。
インディアン・エクスプレスが12月19日、消息筋の言として報じたところによると、これまで外国企業が地元企業を買収する際には、中央銀行と外国投資促進局(FIPB)の認可を取得せねばならなかったが、新ガイドラインの下では、FIPBの認可さえ取得すればよい。
新ガイドラインはインド企業が海外において株式のスワップを通じて企業を買収することを認めたものだが、同ガイドラインは外国企業がインド国内において同様の方式で地元企業を買収することも認めている。
最近、Wockhardt、Zydus Cadila、Ranbaxy等の地元製薬会社が欧州で相次ぎCP Pharma、Alpharma SAS、RPG Aventis等を現金買収したが、今や外国製薬会社は現金に代え株式を用いて容易にインドの製薬会社を買収できるようになった。
Ajanta PharmaのArvind Agrawal財務担当重役(CFO)は、「新ガイドラインにより、インド企業は海外における企業買収を迅速に実行できるようになった。外国企業がインド国内で同じことをすることも勿論可能だ」と語った。
RSM & CoパートナーのKetan Dalal氏も「国境を跨いだ株式のスワップが容易になったことから、その種の企業買収が今後活発化するだろう」と予想した。
インドには多くの地元製薬会社が存在するため、多国籍製薬会社は長期にわたり、インドにおける企業買収の機会を探って来た。イスラエル企業Tevaは最近JK Pharmaの工場施設を買収したが、アナリストらは、今後第二線級の地元製薬会社をターゲットにした外国企業の買収活動が活発化するものと予想している。
Glenmark PharmaceuticalsのGlenn Saldanha重役(MD/CEO)は、「特殊会社(SPV:special purpose vehicle)を新設し、SPVを通じて外国に合弁会社や完全出資子会社を設立することが、自動認可されることになった。これによりインド企業は、税務や著作権等、様々な問題をより有利に処理できる」と指摘した。
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