NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2004-01-09 ArtNo.32603
◆Bhilai Steel Plant、US$6.59億投じ設備近代化
【ムンバイ】国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)の旗艦Bhilai Steel Plant (BSP)は、鉄鋼市況のブームに乗じ約3000クロー(US$6.59億)を投じて設備をアップグレードする。
インディアン・エクスプレスが1月7日BSPオフィシャルの言として報じたところによると、鋼板の生産比率を22.5%から41%に、条鋼のそれを46.5%から54%にそれぞれ拡大、レール製造施設の拡張も計画されている。必要経費は内部資金と来年度中に調達する借り入れで賄う。
また近代化計画の一環として炭塵注入(CDI:coal dust injection)施設を拡張し、全ての高炉の需要を満たす計画だ。さらに塊鉱(lumpy ore)への依存を軽減する狙いから、シンターに代えてより多くのペレットを使用するため、年産300万トンのペレット製造施設を設けることも提案されており、拡大するコークス需要を満たすためにコークス炉(coke oven battery)3基の建て替えも検討されている。
今年はシンターの生産も拡大し、高炉を通じた熔銑製造プロセスの拡張も可能になった。連続鋳造(concast)ルートのコンバーター3基は既に稼働しており、今月から7基の高炉全てが運転できる。
BSPは2002-03年にはUTS(Ultimate Tensile Strength:極限抗張力)90レール65万トンを受注したが、2003-04年にはUTS90レール72万トンを生産することを目指しており、同目標は既に照準に収めている。鋼板(plates)製造の拡張に向け、完成品製造施設及び検査施設のボトルネックも除去した。
2003-04年の利益は、2002-03年の735クロー(US$1.615億)から2000クロー(US$4.39億)に拡大するものと予想されている。BSPはパキスタン、アフガニスタン、イラク等の様々な新市場の開拓も検討している。
BSPは国内で最初に年間500万トンの粗鋼生産を達成する計画で、2004年も年率14%の生産の伸びを維持する方針だ。2003年の熔銑(hot metal)の生産は前年比14.7%増の495万トン、粗鋼(crude steel)は同14%増の470万トン、販売可能な鉄鋼製品(saleable steel)は同15%増の406万トン、鉄鋼完成品(finished steel)は同17.6%増の290万トンを記録した。今年初9ヶ月の熔銑の生産は前年同期比16.8%増の377万トン、粗鋼の生産は357万トン、販売可能な鉄鋼製品の生産は307万トンに達した。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.