【ハイデラバード】ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)ビジネスは今年54％の成長を見、35億米ドルの大台に乗る見通しだ。
ヒンドゥー･ビジネス･ラインが1月14日報じたところによると、ソフトウェア・サービス会社全国協会(NASSCOM:National Association of Software and Services Companies)のSunil Mehta副会頭はこのほど、以上の見通しを語った。それによるとＢＰＯ産業就業者は2003年3月の17万1000人から2003年12月の20万人に拡大した。
国内にはＢＰＯ企業約450社が存在するが内120－130社が65％のビジネスを手掛け、この種の企業は休むことなくバリューチェーンを遡っている。例えば、ＧＥは大部分の戦略的業務の処理を、Amexは信用リスク・モデリングや債券リスク分析業務を、インドで手掛けており、デリー拠点のeValue ServeはＩＰベースの調査サービスを、iNoticesはデータ・マイニング･ソリューションを、それぞれ提供している。こうした点からもＢＰＯサービスがベーシックなコール・センターからより複雑で高付加価値なサービスに変化しつつあることが窺えると言う。