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2004-01-30 ArtNo.32727
◆SAIL、鉱山開発の照準をRowghatからChiriyaにシフト?
【コルカタ】Steel Authority of India Ltd (SAIL)は、ジャールカンド州West Singhbhum県Chiriyaの鉄鉱山を開発し、Bhilai Steel Plant(BSP)に原料を供給する可能性を検討している。
インディアン・エクスプレスが1月28日報じたところによると、チャッティースガル州Rowghatの鉄鉱山に関しては、先ず鉄道を敷設する必要があり、鉱業リース権取得の保証が得られぬ状況下に、その種の先行投資を行うことはできない。このため去る1月25日に催されたSAIL/Indian Railways/チャッティースガル州政府代表の交渉は暗礁に乗り上げた。SAIL取締役会は今日(1/30)会合し、Chiriya/Rowghat両鉱山の開発問題を協議する。
世界第2の鉄鉱埋蔵量が確認されているChiriya鉱山は、SAIL子会社のIndian Iron and Steel Company (Iisco)が所有している。Iiscoは初歩的な開発を手掛けているものの、資金難から本格的採掘活動はまだ行っていない。同鉱山は既に鉄道インフラを備えている。
これに対してRowghat鉱山はBSPに近接しているものの、鉄道リンクが存在せず、加えて州政府から鉱業リース権を取得せねばならない。SAILは25日の会議でDalli-Rajhara線からRowghatに至る鉄道支線を建設する費用の少なくとも一部を負担するよう求められたが、Rowghat鉱山のリース権に関する保証は得られなかった。SAILオフィシャルは、鉄道支線建設費の拠出は鉱業リース権とセットでなければならないと指摘した。
BSPは既存のDalli-Rajhara鉱山の枯渇が予想されるため、過去10年ずっとRowghatに注目して来た。BSPは現在チャッティースガル州のDalli-Rajhara鉱山から年間約900万トンの鉄鉱石を調達しており、同調達水準が維持されるなら鉄鉱石は8年で枯渇する見通しだ。
熔銑の年産量を600万トンに拡大することを計画するBSPは、鉄鉱石1100万トンの供給を確保する必要があるが、新鉱山の開発に今着手してもフル稼働で鉄鉱石を生産できるのは6-7年後のことと言う。
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