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2004-02-20 ArtNo.32848
◆Samtel、プラズマ・ディスプレー・パネル市場進出準備
【ニューデリー】平面(flat)及び超平面(super flat)市場における足場を固めた地元ブラウン管(picture tube)メーカー、Samtel Color Ltd(SCL)は、今やプラズマ・ディスプレー・パネル(PDP)の製造準備を進めている。
ヒンドゥ・ビジネス・ラインが2月18日報じたところによると、SCLは今年第3四半期までにPDPプラントを設ける計画だ。SCLのSunil Kakaria重役(CEO)は同紙に「向こう3ヶ月間にプロットタイプを完成させ、その後パイロット・プラントの建設に着手する。投資額は約30クロー(US$659万)と見積もっている」と語った。同氏によると、29インチ・ブラウン管に対する好需要も見込めるため、よりコスト効率の良い方式で29インチ製品を製造する方法も研究している。ワールド・クラスの大型ブラウン管製造施設を既存インフラを利用し、低コストで設けることができると言う。
現在PDP及びLCDは輸入に依存しているが、SCLがPDPを国内生産するようになれば、この種のTVのコストを引き下げ、その普及を促す見通しだ。
SCLは10年ほど前に独自技術の開発に乗り出し、三菱の技術への依存から脱却した。今では3本の生産ラインを通じ合計年間500万ユニット以上のカラー・ブラウン管を製造。そればかりか製造施設と製造プロセスを継続してアップグレードする能力も備えている。昨年は研究開発(R&D)に20クロー(US$439万)を投じたが、同投資額は今後一層拡大される。インドのCTV普及率は依然として極めて低いことから、向こう数年も年率15%の成長が見込めると言う。
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