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2004-02-25 ArtNo.32875
◆小型乗用ディーゼル車販売、年初10ヶ月に33%アップ
【ニューデリー】今年初10ヶ月(2003/4-20041)に販売された小型乗用ディーゼル車は21万5856台と、前年同期の16万2227台に比べ33%増加した。
エコノミック・タイムズが2月23日報じたところによると、売上げはメーカーやセグメントを問わず伸びており、決して多用途車(utility vehicles)に牽引された訳ではない。Tata Motorsのディーゼル車販売は昨年同期比37.5%、HyundaiのAccent CRDiの販売は昨年同期の1900台から4000台に、FordのIkonディーゼル・バージョンは同2100台から2600台に、DaimlerChryslerのディーゼル車販売は同275台から449台に63%、それぞれ増加した。
MarutiとSkodaの販売台数が横這いにとどまったのは生産面のネックに伴うもので、Hindustan Motors Ltd(HM)の落ち込みは、全般的売上げ不振に伴うもの。Skoda Auto Indiaはカレンダー・イヤー2004年に6000台のディーゼル車販売を見込んでいる。今年6月にはHyundai Viva CRDiとChevy Tavera SUVの発売も予定されている。
ディーゼル車のこうしたブームの一因は、2005年4月に導入される新排ガス規制に向け、新技術が紹介されたこと。コモン・レール・ディーゼル(CRDi:Common Rail Diesel Injection)エンジンは、業界全体を通じて最もポピュラーだが、Volkswagenはpumpe duese(ポンプ・ノズル)テクノロジーの紹介を予定している。
業界筋によると、一部のメーカーが採用したアグレッシブな価格戦略も需要拡大に貢献した。MarutiがZenとEsteemを値下げすれば、FordはIkon 1.8 litre ZxiとSxi変形バージョンに4万ルピー相当のアドオン・パッケージをオファーした。
インドにおけるディーゼル車ブームは、欧州やアジアの先進国における急成長と軌を一にしている。市場調査会社JD Power-LMCの報告によれば、世界的に軽ディーゼル車の販売台数は2003年の1250万台から2015年の2700万台に60%の成長が見込まれる。欧州/アジア/南アメリカの成長持続が予想される他、北米における飛躍的成長も予測されている。
北米におけるディーゼル・カー/トラックの販売は2002年には軽車両販売全体の4.5%を占めたに過ぎないが、向こう12ヶ月間に同比率が16%にアップするものと予想されている。欧州で販売される乗用車の50%がディーゼル・エンジンを採用しているのに対して、米国における同シェアがこれまで低くかったのは、厳しい排ガス規制と税制構造に由来している。US Tier 2排ガス基準はディゼル・エンジンに、Euro 4基準を上回る厳しい条件を課している。またアジアでは、インドと韓国がディーゼル車の成長を牽引するものと予想されている。
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