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2004-03-10 ArtNo.32968
◆ＬＧインディア、今年の輸出売上げＵＳ＄１億目指す
【コーチ】韓国の家電・耐久消費財メーカー、LG Electronicsは、今年(2004)は、インドからの輸出額を昨年に比べ2倍以上の1億米ドルに拡大することを目指している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月8日伝えたところによると、LG Electronics India Pvt Ltd(LGEI)のGirish V. Rao営業主任は同紙に以上の消息を語った。それによると、昨年の輸出売上げは4000万米ドルだった。ＬＧはインドを南アジア地域協力連合(SAARC:South Asian Association for Regional Cooperation)及びアフリカ諸国市場の需要に応じる輸出拠点にする計画だ｡両市場の購買パターンは共通しており、これらの市場向けのカラー・テレビジョン(CTV)や洗濯機等はインドから輸出できる。このため製造能力の拡張を目指しマハラシュトラ州Puneに150クロー(US$3295万)を投じて新工場を建設中だ。
ＬＧの2003年のインドにおける売上げは前年比36％増の4500クロー(US$9.89億)、純益は205クロー(US$4504万)を記録した。2004年には売上げ7000クロー(US$15.38億)、純益450クロー(US$9886万)を見込んでいる。
小売網の拡張を図っており、これまでに全国300の県庁所在地(district headquarters)にプレゼンスを築き、さらに小規模タウンや農村地区への浸透を図っている。今年末までに同ネットワークを500に拡大する計画だ。
今年は1ダース余りのテレビジョン新モデルを発売、ＣＴＶ販売台数を2003年の170万台から250万台に拡大する。商用エアコンは今年のもう一つの重点領域と言える。最近ＧＳＭ携帯端末市場に進出した同社は、今年は20％の市場シェアを獲得、ナンバー・ツーの座を目指す。目下500ディーラーがＧＳＭ携帯端末の販売を手掛けているが、既存の3000ディーラー全てを通じてＧＳＭモデルを販売する計画と言う｡
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