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2004-03-22 ArtNo.33048
◆Tisco、クロム精鉱年産能力を７０万トンに拡張
【ムンバイ】Tata Iron and Steel Company Ltd (Tisco)は、37クロー(US$818万)を追加投資し、クロム精鉱(chrome concentrate)の年産能力を40万トンから70万トンに拡大する。
エコノミック・タイムズ、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月18／19日伝えたところによると、今年末までに完了するクロム精鉱年産能力の拡張計画は、鉱物資源の保全ととともに、国内における低品質クロムの処理能力不足を配慮したもので、これにより国内のクロム精鉱年産能力は100万トンを突破することになる。
Cr2O3の含有率が25－40％の低品質クロム鉱の選鉱を通じて生産される付加価値製品でもあるクロム精鉱は、クロム鉄やステンレス・スチールの生産に用いられるが、国内では直接販売されず、中国、日本、南アフリカ、欧州等に輸出されている。
最近、クロム精鉱の年産能力を1990年の標示キャパシティー(nameplate capacity)10万8000トンから40万トンに拡大したTiscoは、3交替制や近代的な保守方式、液体サイクロン及び螺旋と言った追加選鉱回路の導入、補給回路の近代化、バランシング機器の追加等によりキャパシティーの拡張を図って来たと言う｡
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