【北京】ケララ州政府傘下のSteel Industrials Limited, Kerala (SILK)と中国湖南省拠点のChendian Power Internationalは、農村地域の経済・社会的開発を加速することに役立つ小型水力発電所用タービンをインドで製造する合弁契約に近く調印する｡
インディナ・エクスプレスが3月29日報じたところによると、タービン製造施設はケララ州Alapuzha県Cherthalaに設けられ、合弁会社は、浙江省杭州市拠点のInternational Centre on Small Hydro Power (ICSHP)及びInternational Network on Small Hydro Power (IN-SHP)から技術供与を受ける｡
IN-SHPのVK Damodaran専務理事(MD)によると、合弁契約は、今年4月半ばに杭州市で催される小型水力発電領域における国際協力セミナーの最終日に湖南省?州(Chenzhou)市で調印される
IN-SHPは、パイロット計画として中国IN-SHPから技術と設備の供与を受け、ケララ州(Chembukkadavu I／II及びUrumi I／II)に合計12.6ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の小型水力発電機4基を設置する。同プロジェクトには中国政府も支援を提供する。
一方、西ベンガル州政府はIN-SHPの支援下に潮の干満を利用した発電施設を建設することに関心を表明していると言う。