【コルカタ】西ベンガル電力開発公社(WBPDCL:West Bengal Power Development Corporation Ltd)が1600クロー(US$3.66億)を投じて進めるBakreswar第4／第5発電事業の請負入札は、伊藤忠商事／Bharat Heavy Electricals (Bhel)コンソーシアムと丸紅により争われる見通しだ｡
ビジネス・スタンダードが4月20日ＷＢＰＤＣＬのB K Paul重役(MD)の言として伝えたところによると、ＷＢＰＤＣＬは5月第3週に価格入札を募集する予定だが、予備選考を通過したのは、上記2社(ﾁｰﾑ)のみだった。関係契約は価格入札後、1、2ヶ月で発注される。Ｌ1入札者(lowest bidder)は契約受注後、45日以内に着工することになる。Bakreswar第4／第5プロジェクトでは各210ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)の発電施設2基が設置され、着工後33ヶ月で完成する。
Bakreswar第1／第2／第3プロジェクトの発電施設は伊藤忠／ＢＨＥＬ／富士電機コンソーシアムが納入したが、今回伊藤忠はＢＨＥＬのみと手を組んだ｡
国際協力銀行(JBIC:Japan Bank for International Co-operation)はＷＢＰＤＣＬと、プロジェクト融資契約を結んだ｡Bakreswar第1／第2／第3プロジェクトもＪＢＩＣから借款を得て進められたが、Pokhranにおける核実験後、ＪＢＩＣの融資がストップ、第4／第5プロジェクトに遅延が生じていた。