SEAnews 2004-05-07 ArtNo.33328

【ニューデリー】国営ガス会社Gail (India) Limitedはテレコミュニケーション・インフラの主要プロバイダーに成るため、1000クロー(US$2.9億)を投じて全国ネットワーク及びメトロ・アクセス・ネットワークを構築する｡
インディアン・エクスプレスが5月5日報じたところによると、ＧＡＩＬは敷設を予定している延べ1万3000キロの全国ガス・パイプラインに沿って、総延長2万キロ以上、また150都市以上をリンクするテレコム・ネットワークを構築する計画だ。このためＧＡＩＬはMcKinseyをテレコム子会社GailTelのコンサルタントに指名した。ＧＡＩＬのProshanto Banerjee会長兼ＭＤによると、マッキンゼイは投資戦略や他社との提携、営業モデル等について提案を行う。
既に北西地域と南部地域に8000キロの光ファイバー・ケーブル網及び2500キロの極超短波ネットワークを保持するGailTelは、帯域リース、ＩＰプロトコル仮想ユーザ専用ネットワーク(IP-VPN)、専用回線インターネット、バーチャルＬＡＮ(VLAN)等のサービスを提供している。既存顧客にはVidesh Sanchar Nigam Ltd(VSNL)／Hutch／Escotel／Tata Teleservices／Airtel／Bharti Infotel／Software Technology Park of India (STPI)が含まれる。