SEAnews 2004-05-17 ArtNo.33382

【ニューデリー】先週土曜(5/15)国民会議派国会議員リーダーに選出されたSonia Gandhi女史は5月19日(水曜)にインド新政府の首相に就任するものと見られる｡
エコノミック･タイムズが5月16日報じたところによると、ガンディ女史は今日(5/17)、国民会議派を中心とする諸政党の信任状を携えAbdul Kalam大統領に面会、世俗主義進歩同盟(SPA:Secular Progressive Alliance)と称する連立政権樹立の意向を伝える。ＳＰＡはガンディ女史を中心に今後組閣の詳細を詰めるものと見られる。
ザ・ヒンドゥーが5月16日報じたところによると、左派戦線(Left Front)を構成するインド共産党マルクス主義派(CPI/M)／インド共産党(CPI)／全インド前衛ブロック(AIFB:All India Forward Block)／革命的社会党(RSP:Revolutionary Socialist Party)は16日も国民会議派に率いられる連立政権への参画方式やその他のデリケートな問題について協議した｡これら政党の幹部は16日夜、再度会合し、諸問題に関する合意の形成を図ったものと見られる。
左派戦線の他、ドラビダ進歩同盟(DMK)、ＲＪＤ(Rashtrya Janata Dal)、Lok Janshakti、勤労者党(PMK:Pattali Makkal Katchi)等が連立政権支持を表明していると言う。