SEAnews 2004-05-19 ArtNo.33406

【ニューデリー】インド最大の二輪車メーカー、Hero Honda Motors Ltd(HHML)は2004－05年に情報技術(IT)関連プロジェクトに10クロー(US$228万)を投じ、意思決定の迅速化及びサプライ・チェーンの管理改善を図る。
エコノミック・タイムズとインディアン・エクスプレスが5月16／17日報じたところによると、ＨＨＭＬのS R Balasubramanyam副社長(情報システム担当)はＰＴＩ通信に以上の消息を語った｡それによると、投資対象には、ＳＡＰのサプライ・チェーン管理モジュールの1つ“ビジネス・インテリジェント”が含まれる。これにより販売店や納入業者との間の電子取引が可能になる｡サプライ・チェーン管理にはＳＡＰのソフトウェア・スイートの1つ“mySAP”も使用する。自動車産業はサプライ・チェーン管理を最重点課題と見なしている。しかし自動車会社はエンド・ユーザーと直接の関係を持たないため、カスターマー・リレーションシップ・マネージメント(CRM)はそれほど重視していない。ＨＨＭＬは昨年もＩＴ事業にほぼ同額を投資したと言う。