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2004-05-26 ArtNo.33456
◆対米薬品輸出50%ダウン
【ニューデリー】インドの製薬会社は、スペイン、中国、日本、ドイツ、米国の同業者を上回る薬品マスター・ファイル(DMF:drug master file)を米国食品薬品局(USFDA:US-Food and Drugs Administration)に提出、米国原末(bulk drug)市場をコモディティー・マーケットに化した感があるが、インドの対米薬品輸出は2004年初3ヶ月に50%の落ち込みを見た。
エコノミック・タイムズが5月24日報じたところによると、インドの在ワシントン大使館は商務部に宛てた書簡の中で以上の報告を行った。それによると、年初3ヶ月の対米薬品輸出の急減は、主に抗生物質輸出の大幅な落ち込みに伴うもの。
インドの対米薬品輸出額は2000年600万米ドル、2001年9300万米ドル、2002年2億2300万米ドルと急成長をとげ、詳細な数字は存在しないが、2003年にも同様な成長が記録されたものと見られる。インドは取り分け抗生物質の対米輸出で諸外国の先頭に立った。
2004年1-3月の間にUSFDAに提出された143件の原末DMFの内、インド企業によるものが34件と、全体の23%を占め、引き続きトップの座を守った。
HSBC Securities and Capital Markets (India)の調査によれば、Dr Reddy's、Ranbaxy、Sun Pharma等の大手ばかりでなく、KrebsやNatcoと言った中堅製薬会社もDMFの提出で先頭グループに名を連ねている。
製薬業界の観測筋も、対米輸出が突然下降した原因を把握していないが、一部のものはUSFDAの敵対的アプローチが認可の遅れを生じさせたのではないかと推測しており、後発医薬品(generic drug)輸入を急速に拡大した米国政府の政策により、大幅なマージンの下降に直面する米国製薬業界が背後に介在していると憶測する向きもある。
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