SEAnews 2004-06-07 ArtNo.33504

【ムンバイ】高圧送電プロジェクトを専門に手掛ける年商300クロー(US$6623万)のJyoti Structures Ltd(JSL)は、海外プロジェクトの請負に照準を合わせている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが6月3日、ＪＳＬオフィシャルの言として伝えたところによると、800ＫＶ送電線の敷設経験を積んだ主要企業の1社に数えられるＪＳＬは、オマーン電気水道省から受注した132ＫＶ直流送電線5本の敷設と変電所の建設に関わるSharqiya送電システム・ターン・キー・プロジェクト(US$6300万)、ドゥバイにおける送電線敷設ターン・キー契約、ブータンのTala Hydroelectric Power Authorityから受注したGurungdharaにおける33／11ＫＶ変電施設据え付け工事等、一連の主要な海外プロジェクトを完成させ、目下高圧送電に関わる新規契約の獲得を狙っている。
インド国内ではPower Finance Corporationや世銀／日本国際協力銀行／アジア開発銀行関連プロジェクトやその他の金融機関から融資を受けた電力局関連プロジェクト等を請け負っている。
加速電力再編開発計画(APRDS:Accelerated Power Reforms & Development Scheme)下の全国81県における総額4万クロー(US$88.3億)の送電線敷設／変電所建設計画は今後同社に多くのビジネス機会をもたらす見通しと言う。