SEAnews 2004-07-02 ArtNo.33672

【コルカタ】Hindustan Aluminium Company Limited(HINDALCO)傘下のIndian Aluminium Company Ltd (Indal)は、市況の先行きに明るさが増す中、オリッサ州Hirakudのアルミニウム精錬施設と、ジャールカンド州Muriのアルミナ精錬施設の拡張を計画している。
エコノミック・タイムズが6月30日Indal筋の言として報じたところによると、FMCG(fast moving consumer goods)及び電力部門の需要の伸びが見込めることから野心的な成長戦略を立案した｡Hirakudのアルミニウム年産量は10万トンに拡張され、目下進められている100ＭＷ(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)発電施設の完成を待って、別に100ＭＷの発電設備を増設する。Muriのアルミナ生産能力は年産50万トンに拡大される。加えてカルナタカ州Belgaumにおける高付加価値特殊アルミナの年産能力を12万7000トンに、アルミナの年産能力を65万トンに、それぞれ拡張する。
一方、ケララ州では同州電力局が電力料を引き上げたのに伴いAlupuram精錬所の操業を停止したと言う。