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2004-07-26 ArtNo.33820
◆殺人容疑のSibu Soren石炭産業相辞任決意
【ニューデリー】1975年にジャールカンド州Jamtara県Chirrudihで発生した虐殺事件に絡みJamtara地裁から殺人容疑で逮捕状が発せられたジャールカンド解放戦線(JMM:Jharkhand Mukti Morcha)党首、Sibu Soren氏は石炭産業相のポストを辞する方針を決めた。
アウトルックが7月24日報じたところによると、Soren氏に対する逮捕状が発せられて以来、野党の反発で国会は審議不能に陥っており、首相は23日、Soren氏に辞任を勧告した。JMM筋は24日、PTI通信に「党指導部は問題を協議、閣僚辞職を求めるManmohan Singh首相の勧告に従い辞任すべきだとの結論に達した。それは極めて難しい問題だが、我々はそのように決めた」と語った。
Soren氏は逮捕状が発せられて後、姿を現しておらず、ジャールカンド州警察が逮捕状を執行するため同氏の行方を追っている。JMMスポークスマンのM K Singh氏は、PTI通信に「党指導部は今日、首相に面会し、問題を協議する。その際辞任問題も話し合う」と述べた。
ニューインドプレスが7月20日伝えたところによると、Jamtara県の僻村Chirrudihには事件当時3つの村落に合計5000人余りが居住しており、またChirrudihの周辺にはサンタール族(Santhal tribe)の1ダース余りの村落が存在した。
1975年1月23日の夜、イスラム教徒が居住する第2、第3村落を棍棒、斧、弓矢で武装した先住民が襲撃、村落住民と先住民の双方に11人の死者が出、住宅18棟が焼失したが、当時『Dikku Bhagao Abhiyan(よそ者は出て行け)』キャンペーンを展開していたMMJの書記長を務めていたSoren氏には同襲撃事件首謀者の疑いがかけられている。
事件発生の20年前には、教師をしていたSoren氏の父親が、債権者らのリンチで死亡、虐殺事件の2日前にはSoren氏自身もChirrudih住民のリンチを受けており、こうしたことが事件の伏線と考えられる。
その夜、武装した先住民の一団は、近在Narayanpur地区元地主の弟Trelokya Narayan Singh氏に率いられる自警団と遭遇、自警団側の発砲により、武装グループの一員Lokhendra Soren氏が負傷した。これを切っ掛けに乱闘が発生した。警察の調書によれば、負傷したLokhendra Soren氏は病院で死亡する前に武装グループにShibu Soren氏が加わっていたことを告白したと言う。
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