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2004-08-30 ArtNo.34032
◆公認会計会社、Jindalの鉄鋼事業合併計画に疑問
【ムンバイ】ボンベイ高裁により指名された公認会計会社Kalyaniwall & Mistry (K&M)は、Jindal Vijayanagar Steel Ltd(JVSL)によるJindal Iron and Steel Company Ltd(Jisco)の合併計画の健全性に疑問を提起した。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが8月27日伝えたところによると、JVSLとJISCOの合併計画に債権者のBalli Kloeckner GmbH (BKG)と所得税局が異議を申し立てた。これを受けて高裁はK&Mに調査を委ねた。K&Mは、JVSL及びJISCOの既存資産をベースに算定した場合、合併後の企業の債務返済能力は疑わしいとの報告を行った。
K&Mはその報告の中で、「合併後の企業の流動性水準は、一般に適正と判断される水準を下回っており、短期的に破産するリスクは大きい。仮に破産した場合、既存資産による負債の返済は不可能で、また合併後、直ちにBKG及び所得税局に対する負債を返済することもできない」との判断を示した。JISCOはBKGに対して133クロー(US$2876万)、所得税局に対して64クロー(US$1384万)の負債を有する。
とは言えK&M報告は、「合併後の企業が直ちに負債の返済を必要とする可能性は極めて小さく、そのような事態は少なくとも数ヶ月後に生じる」と予想するとともに、「合併後の企業は、異議を申し立てている債権者に対する返済に十分な流動性を至急確保する必要がある」と指摘している。
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