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2004-11-08 ArtNo.34478
◆OP Jindal、西ベンガル州に500万トン鉄鋼プラント計画
【コルカタ】O P Jindalグループは、西ベンガル州に1万2000クロー(US$26.41億)を投じ、年産500万トンの総合的鉄鋼プラントを設ける計画だ。
ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月5日伝えたところによると、ベンガル商工会議所(BCCI:Bengal Chamber of Commerce & Industry)が4日主催した“Metals 2004”の会場でJindal Vijaynagar Steel Ltd (JVSL)のSajjan Jindal重役(MD)は以上の計画を語った。それによると、プロジェクトは年間キャパシティー250万トンづつ2段階に分けて進められ、第1期分は着工後36-48ヶ月で稼働する。
西ベンガル州AsansolのIndian Iron and Steel Company (IISCO)のプロジェクトの隣接地に設けられ、JVSLの既存プラントとほぼ等しいサイズになる。投資はO P Jindalグループの何れかの企業を通じて実行、借入/自己資本比率は1:1。高炉方式が採用される。
第1期プロジェクトでは半完成品が、第2期プロジェクトでは鋼板と条鋼が、それぞれ生産される。直接1万人、間接に1万人、合計2万人の就業機会が創出される。
西ベンガル州を建設候補地に選んだ理由は、Haldia/Paradip両港に隣接し、原料の搬入、製品の出荷が容易なこと。また豊富な技術労働者が存在することも理由の1つ。仮にインド国内の他の地域にこの種の施設を設けてもマンパワーは西ベンガル州に依存することになる。
しかし、以上のプロジェクトは、ジャールカンド州政府もしくはオリッサ州政府が原料供給を認め、鉄鉱石と石炭の供給が確保されることが前提になる。これらの州は州内にプラントを建設するものにのみ、原料資源へのアクセスを認めている。グループは、西ベンガル州のBuddhadev Bhattacharya首席大臣及び中央政府にこれらの点に関して協力を求める方針だ。西ベンガル州政府のNirupam Sen商工部長と近く会談、関係問題を協議する。全国レベルで異州間の協力政策を立案する必要があると言う。
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