SEAnews 2004-11-26 ArtNo.34596

【コルカタ】Microsoft Corporation India Pvt Ltd(MCIPL)は、2000万米ドルを投じ『Project Shiksha』イニシアチブを推進する。プロジェクト・シクシャはインド全国の10州で段階的に実行される。(Shikshaは“サンスクリットの発音”、転じて基礎教育の意)
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが11月24／25日報じたところによると、24日、西ベンガル州政府と同州におけるプロジェクト・シクシャの実行に関わる覚書を交換したＭＣＩＰＬのRajiv Kaul重役(MD)は以上の消息を語った｡それによると、プロジェクト・シクシャはマイクロソフトのBill Gates会長が2002年にインドを訪れた際、創始したイニシアチブで、向こう5年間に国営学校及び政府補助学校に勤務する約8万人の教師に情報技術(IT)訓練を施すことを目指している。
プロジェクト・シクシャの下、マイクロソフトは西ベンガル州だけで国営学校と政府補助学校の1万2000人以上の教師と100万人の学生にアクセスすることになる。教師の訓練機関が設けられ、コンピューター教育及びコンピューター支援教育関連の訓練が施される｡教材は英語とベンガル語が用いられ、1コースの訓練時間は合計95時間(12日)。同コースを受講した教師は、マスター・トレーナーとしてそれぞれの学校においてコンピューター教育の指導的役割を担うと言う。