SEAnews 2004-12-13 ArtNo.34695

【バンガロール】フランスの電機会社Schneider Electricがカルナタカ州Bangaloreに設けたGlobal R&D Centre は、地元の製品設計会社Tata Elxsiの施設内に、組み込みソフトやアプリケーションの開発／検査を手掛けるソフトウェア・コンピテンシー・センターを設ける方針を決めた。
エコノミック・タイムズが12月10日、シュネデールエレクトリックのステートメントを引用し伝えたところによると、配電・制御・自動化領域で世界をリードするシュネデールエレクトリックは、世界130ヵ国に1万3000の営業拠点を有し、2003年の年商は88億ユーロ、従業員は8万5000人を数える。これに対して年商112億米ドルのTata Groupに属するTata Elxsiは、製品デザイン／研究開発(R&D)関連のアウトソーシング・サービスやソリューションを顧客に提供している。
Schneider Electric India Pvt LtdのDr. Jacques Letzelter主任(R&D担当CEO)がそのステートメントの中で語ったところによると、同社のバンガロールR&Dセンターは、様々な領域における開発事業をサポートしており、Tata Elxsiとの提携は、迅速に成長目標を実現する戦略の一環である。シュネデールエレクトリックは、組み込みソフト、ネットワーキング、アプリケーション・デザイン領域の経験に富んだパートナーと手を組む方針を決めた。Tata Elxsiはこうした条件を満たしているだけでなく、シュネデールエレクトリックのソフトウェア開発能力を補完する技術領域の成長戦略を保持していると言う。