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2005-01-10 ArtNo.34790
◆NTPC、近くBarh火力発電事業契約発注
【コルカタ】インド最大の発電会社、国営National Thermal Power Corporation (NTPC)は、ビハール州における1980MW(メガワット)のBarhスーパー火力発電事業(3 x 660 mw)を進めるため、1380エーカーの私有地を買収した。
エコノミック・タイムズが1月4日、電力省筋の消息として報じたところによると、NTPC経営陣は、Barhプロジェクトのメイン・プラント契約(MPC:main plant contract)の発注を準備している。入札価格の評価作業は間もなく完了する予定で、主要入札者にはBharat Heavy Electricals Ltd (Bhel)が含まれる。Bhelは、NTPCからRihand/Vindhyachal/Sipat各発電事業およびKahalgaon発電所拡張計画のMPCを獲得した実績を有する。
現在NTPCの東部地区(eastern grid)における発電能力は5000MW以下だが、Barhプロジェクトが完成すれば、状況は大幅に改善する。同社は840MWのKahalgaon発電所のキャパシティーも1000MW拡張する計画だ。
NTPCスポークスマンによると、Barhプロジェクトの用地買収は完了し、整地作業も間もなく終了する。各660MWの発電施設3基は平行して設置され、全工事はMPC発注後36ヶ月で完成、第11次五カ年計画期間(2008-12)中の稼働が目指される。
プロジェクト・コストは1MW当たり4クローのベンチマークを下回る3.5クロー(US$80万)前後になる可能性が有り、総額は8000クロー(US$18.37億)以下になる見通しだが、MPC契約額はその70%前後、約5000クロー(US$11.48億)と見積もられる。MPC以外の主要契約には、石炭/アッシュ処理プラント、土木工事契約が含まれる。
BarhプロジェクトとNorth Karanpura発電事業は2001年以来、棚上げ状態にされて来たが、中央電力局(CEA:Central Electricty Authority)は最近、Barhプロジェクトの技術・経済レポートを承認した。しかしNorth Karanpuraにおける1980MWプロジェクトに対する認可はまだ下りていない。しかしNTPCは後者も第11次五カ年計画期間に完成させる姿勢を維持している。
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