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2005-01-24 ArtNo.34878
◆貿易手続き料の急増で対米薬品輸出US$1億以上下降
【ニューデリー】航空燃料加算料金、空港検査料、米国における渋滞料等の手続きコストが持続的に上昇する中で、2004-05年の米国向け薬品輸出が1億米ドル以上下降する見通しだ。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ザ・ヒンドゥーが1月17/18/19日報じたところによると、インド商工会議所協会(Assocham:Associated Chambers of Commerce and Industry of India)はその最新調査報告書の中で以上のように指摘している。それによると、国際航空会社は航空燃料の値上がりに伴い1キロ当たり5ルピーの追加料金を徴収、インド空港局(AAI:Airport Authority of India)は1キロ当たり1.50ルピーの検査料(scanning charges)を課している。薬品の最高小売価格(MRP:maximum retail price)に対して消費税を課すと言う政府の最近の決定も、コストを一層押し上げ、輸出成長を阻害するものと見られる。
政府が過去数年間に実行した手続きの簡素化により、繊維、衣料品、工学製品、コンピューター・ソフトウェア、化学品等、大部分の領域において処理コストが下降しているが、薬品輸出に関してはコストが上昇し、輸出競争力を下降させている。
AssochamのMahendra K Sanghi会頭は、政府に直ちに介入するよう求め、こうした問題点が解決されないなら2005-06年の落ち込みは1億5000万米ドルに拡大する恐れがあると警鐘している。同氏によると、インドの米国向け薬品輸出は2003-04年には過去最高の4億5900万米ドルをマークしたが、2004-05年には3億5000万米ドル、2005-06年には3億米ドルに下降する恐れがあると言う。
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