【ムンバイ】消費者用電子／ＴＶ製造業者協会(CETMA:Consumer Electronics and TV Manufacturers Association)は農村需要の一層の開拓を目指し、農業農村開発国立銀行(NBARD:National Bank for Agriculture and Rural Development)と、農民にテレビジョンの購入ローン便宜を提供する問題を改めて協議している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月7日報じたところによると、ＣＥＴＭＡのK.S. Raman前会頭は同紙に以上の消息を語った。それによると、関係問題は2年前にも両者間で話し合われたが、当時は、そのようなローン・スキームは農民の生活に如何なる付加価値ももたらさないとの理由で実現に至らなかった。しかし農民の意識向上とＴＶ需要の拡大が同時に進行する中で、CETMAはNBARDへの働きかけを再開した。
CETMAはまた無利子ローンを提供するため、延滞基金(delinquency fund)を設けるよう銀行に働きかけている。同構想の下、メーカーが金融機関に農村顧客に対する貸し付けの保証を行い、顧客が返済不能に陥った場合には、延滞基金を通じて補償すると言う。