SEAnews 2005-02-23 ArtNo.35049

【ニューデリー】Modi Mundi Pharma Ltd.(MMPL)の子会社、Win Medicare Ltd(WML)は向こう数ヶ月間にアルツハイマー病(老年性痴呆症)治療薬“Axura”や乾癬治療用軟膏“Daivonex”を含む一連の新製品を発売する。
エコノミック・タイムズが2月20日伝えたところによると、ＷＭＬのV K Arora副社長(ﾏｰｹｯﾃｨﾝｸﾞ)はこのほど以上の消息を明らかにした。それによると先ずDaivonexを4月に発売する。デンマーク企業Leo Pharmaからライセンスを取得した30グラム入りの同製品は995ルピーで発売される。やはり乾癬の治療に用いる別の軟膏“Daivobet”は今年10月に発売される。こちらは5グラム入りが970ルピー。
ドイツ企業Merz Pharmaからラインセンスを取得した“Axura”は7－8月の間に発売される。メマティン(memantine)を活性成分とする同薬品を用いた治療コースのコストは1日当たり3米ドル。
デンマーク企業Orion Phramaからライセンスを取得したホルモン補充療法(HRT: hormone replacement therapy)用軟膏“Divigel”の28包1パッケージの価格は650ルピー。1回分の1包は1グラム入り。
ＷＭＬは改良型薬物送達システム(modified drug delivery system)をベースにした抗生物質およびオピオド鎮痛剤(opiod analgesic)の研究を進めており、これらは2、3年内に発売されると言う。